ジャパンコーヨン株式会社

千葉を拠点にビジネス拡大を目指す外資系企業に、お話を伺っています!

外資系企業インタビュー

幕張~成田にも羽田にも近い好立地~

代表取締役社長
古谷 睦男 氏

  • ジャパンコーヨン株式会社
  • ジャパンコーヨン株式会社 古谷 睦男 氏

ジャパンコーヨン株式会社は、2008年3月に韓国の精密3D検査装置メーカー、Koh Young Technology Inc.の日本法人として設立。韓国本社も2002年5月に設立された新しい会社であるが、その最先端技術を持って急成長中。現在日本のほかドイツにも現地法人設立、アメリカ、中国、シンガポールにそれぞれ海外事務所が設置されている。

検査装置

3D検査装置

ジャパンコーヨン

古谷社長と社員のみなさん


Q ジャパンコーヨン㈱は、2007年4月にコーヨンテクノロジーの日本事務所として幕張のスタートアップオフィス(FASuC)に入居され、その後2008年3月に日本法人を設立、活動を本格化されました。当初から日本でも成功するという確信はあったのですか。また、日本進出の足がかりとして千葉、FASuCをお選びいただいた理由は何ですか。

当初、韓国企業であるコーヨンテクノロジーは、日本での販売を、代理店を通じて行っておりました。しかし、その段階での日本での売れ行きは、正直思わしいものではありませんでした。日本ではすでに競合する日本企業が大きなシェアを占めていたうえ、韓国企業のイメージもそれほど高くはなかったのです。
そんな頃、私は知り合いの社長からこのコーヨンテクノロジーを紹介されました。そしてその製品を見て、これはいけるぞ、と確信したのです。何よりも、その性能が他社を圧倒的に上回っていたからです。そこで、私は日本事務所立ち上げと同時に代表に就任し、自社での直接PR、及び販売を開始することになりました。

ここで必要となったのが事務所兼デモセンターの確保です。当社の製品は現在全て韓国で製造しており、成田や羽田に近いということが条件だったので、千葉県のホームページを見てこちらから連絡し、FASuCを紹介していただきました。ここは、県からの賃料補助もあり、都内との比較ではもちろん、千葉県内のオフィス賃料と比較しても大変安価な料金で入居することができました。さらに、県の、外資系企業に対する総括的なサポート体制の充実も、魅力的ですね。

Q 御社は、はじめにFASuCに入居されてから1年半余りで、事業拡大に伴い同じビル内のより広い一般階の部屋に移られました。事業成功の秘訣は何だと思われますか。

成功の秘訣は、まず第一に、はじめにも述べましたが、他社を圧倒的にリードするその性能ではないかと思います。検査の精度・スピードともに、わが社の製品は業界最高レベルにあり、日本国内でも特許を申請中です。実際に、本社内のデモセンターにあるデモ機をお客様に見てもらうと、多くの皆様がパンフレットや事前の説明以上のものだと、その品質を信頼してくれるようになりました。

次に、積極的なPR活動です。「JPCA」(国際電子回路産業展)や「インターネプコン」(エレクトロニクス製造・実装技術展)、「セミコン」(世界最大の半導体製造装置・材料の国際展示会)といった展示会にも年2~3回は出展し、より多くの皆様にわが社やその製品を知ってもらおうと、努力を続けています。

現在、社員は6名にまで増え、当初2社だった代理店も6社にまで増えました。また、お客様が全国にいるため、この度大阪に関西事務所を開設する運びとなりました。

Q 次に、御社製品についてお伺いしたいと思います。3D検査装置ということで、主に工場のライン等で製品の検査を行うものですが、これについて少し詳しく教えていただけますか。

簡単に説明すると、電子部品組み立て工程で発生するハンダ印刷の不良を検知する装置及びAOI(自動外観検査装置)です。
今日、電子部品は、携帯電話やデジタルカメラ、自動車など私たちの日常の様々な場面に使われています。これらの電子部品を組み立てる過程で、接着するハンダの量が多すぎたり少なすぎたりすると、製品使用中に不具合を起こしたり、場合によっては重大な事故につながることもあります。そのため、この製品検査は正確でなければなりません。また、この検査はもちろん製造過程で行われますから、速度も同時に求められるわけです。これを、コーヨンの最先端技術でクリアし、虚報0%、スピード75c㎡/秒という完璧な検査を実現しました。

現在では、日本での知名度、信頼もずいぶん向上し、NEC、SONY、SHARP、HITACHI、Panasonic、Canonといった主要な国内企業でも、わが社の製品を採用していただいております。しかし、いまだ日本国内では日本のメーカーが強く、日本市場に切り込んでいくのは当初から、相当苦労しました。
ですが今後は、ハンダ印刷に限らずこれまで目視で検査していたような新しい分野にも、コーヨンの技術を応用していくことで、日本市場での存在感を増していくことができると、われわれは期待しています。

Q 韓国本社の方たちが日本にいらっしゃる機会というのは多いのですか。彼らは千葉県や幕張にどのような印象をお持ちでしょうか。

本社の人間が来日する機会は多くあります。彼らも、幕張の立地は気に入っているようです。空港からもリムジンバスが出ていますし、入居しているビル、WBGは海浜幕張駅からも徒歩1分という好立地です。事務室からは天気がよければ富士山を望むこともできますし、快適で仕事の効率もよくなると評判です。
また、近くには千葉マリンスタジアムがあり、日本のスポーツ文化にも接するチャンスがあってうれしいと、喜んでもらっています。
それから韓国本社の役員は回転寿司が好きで、来日した際にはよく食べに行っています。

Q それでは最後に、これから千葉県に立地をご検討されている外資系企業の皆様にひと言お願いします。

千葉県は、とにかくよく面倒を見てくれます。我々も日本法人立ち上げ段階から丁寧で親切な対応をしていただきましたし、本当に人がいいです。県庁の担当者のほかにビジネスに精通した専門のアドバイザーも常駐しているので、様々な相談にも応じてもらいました。楽しく、仕事ができていると思います。

海外からの出張者にとっても、特にアジアなど近隣諸国からであれば、金曜日に仕事をして宿泊し、土曜日には空港近くのゴルフ場でプライベートを楽しむ。そして夕方の便で帰国すれば家族と夕ご飯が食べられる、という距離を感じさせない便利さがあります。実際、韓国からの出張者はよく そうした形で来日しており、東京に近い上、成田空港にも数十分でいける立地は千葉ならではだと、私は皆様におすすめしたいですね。

代表者 古谷 睦男
所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6 WBGマリブイースト24階 B2401号室
電話 043-297-0711
設立 2008年3月
事業内容 精密3D検査装置の製造販売
URL http://www.kohyoung.com/jap/index/

2009-07-31